ごあいさつ

〜混迷の時代を生きる子供達〜

21世紀は、どのような時代でしょう。西洋文明の価値観に基づいてつくられてきた人間の諸文化は、飢餓・環境破壊・富の偏在等、多くの問題を抱えて行き詰まっております。我々が生活する日本においても、従前は誰もが信じて疑わなかった学歴社会(少しでも偏差値の高い学校に進学することが、その後の幸福につながるという考え方をもっている社会)が、大企業の倒産、官僚の不祥事による権威の失墜等により、大きな変容を遂げつつあります。


PLSスクール ペルソナ代表 中村秋津久

ところが、民間教育機関の一つである塾は、あたかもこれからも厳然として学歴社会が続き、偏差値を上げること、入試で成功させることのみが自分たちの使命であるがの如くチラシ等の中で謳っています。
確かに「知識」を正しく理解させそれを身につける手助けをすることは、本人の考える幅が広がり、また、判断の材料が増える分、それはいわゆる教育の尊い仕事の一つかも知れません。しかし、民間教育機関の仕事が、偏差値を上げ、受験テクニックを教え、その結果としてどこの学校へ何人合格させた、というだけでは、明らかに片手落ちではないでしょうか。


古今一流の教育者といわれる人達(例えば吉田松陰 森信三等)は、時代に即応し、社会に対応した生き方ないし「生きる力」を教え、引き出してきました。そこで育まれた「生きる力」つまり「人間力」の豊かな人材が、次の時代を担う先駆者となって社会を変革してきたのです。
価値観の安定している時代の生き方、そして、そこで求められる知識。逆に、今のように価値観が混乱し先が見えにくくなっている時代の生き方、そして、そこで求められる知識。それらは、明らかに異なるはずです。
私共は、このような認識の上に立って、従前の民間教育機関の教育を進化させ、それにプラスして「生きる力」を培う為に、人としての躾、人間関係における礼節、そして、実地体験学習などを導入し、文字どうり生の時代に即応できる「人間力」をつけるお手伝いをさせて頂きたいと考えております。大いに期待して下さい。